長い槍が悪魔を貫通
そして第6日目、とうとう、軍神ムルガンと悪魔スラパドマの一騎打ちになりました(*1)。
スラパドマの前に姿を現わしたムルガンは、長い槍(ヴェール)を携えています。
この槍は悪魔を倒す大切な武器で、母パールヴァティから授かったものです。
両者は互いに睨(にら)み合うと、直ぐに激しい打ち合いを始めました。
鋭い攻撃の応酬で、息をのむような緊張感がみなぎります。
この熾烈な戦いが果てしなく続く、と思った瞬間です。
ムルガンの槍の鋭い一撃がスラパドマを捕え、その体を貫通したのです。
マンゴーの木が孔雀と雄鶏に変わる
するとスラパドマは見る見るうちに姿を変え、おどろおどろしいマンゴーの木になってしまいました。
これを見たムルガンは、すかさずその木を2つに割りました。
すると、割れた木の1つは大きな孔雀に変わり、もう1つは雄鶏に変わりました。
それ以来、この孔雀はムルガン神の乗り物になり、また雄鶏は神旗となって、ムルガンに仕えています。
(次回に続く)
(注記)
(*1) Arulmigu Subramaniya Swamy Temple, Tiruchendur:(Home Page) Arulmigu Subramaniya Swamy Temple - History.